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イエス様は私たちの涙を乾かしてくださる

悲しくて泣く、というのが説教のテーマでしたが、状況としては悲しみと真逆でした。悲しくて泣いている人はむしろ慰めを受けます。2020年11月15日にフランスのストラスブールで行われた礼拝で、主使徒が説いた説教の趣旨です。

この日、シュナイダー主使徒はブエノスアイレス(アルゼンチン)を訪問する予定でしたが、コロナウイルスの関係で中止となってしまいました。そこで主使徒は、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの会衆に向けて、中継礼拝を司式しました。「本当なら、皆さんと交わり、皆さんと一緒にこの礼拝を体験したかったのです。」主使徒は冒頭こう述べました。

泣くということ

基調聖句はヨハネによる福音書20章13節が引用されました。「天使たちが、「女よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。『誰かが私の主を取り去りました。どこに置いたのか、分かりません。』」

〔以下、主使徒による説教の…


one day ago | nac news in Japan (English)

イエス・キリストは我らの友

人生には多くの変化があります。疑念と心配、強い信仰と喜びとの間で、常に揺れ動いています。「しかしいつも頼れることが一つある、とシュナイダー主使徒は述べております。

シュナイダー主使徒がまだ若い執事だった昔にメモを取っていた聖書の言葉は、偶然にも、2020年11月8日にドイツのニュルティンゲンで彼が行った説教の基調聖句となりました。主使徒はイエス・キリストと私たちとの関係を詳しく解説しました。聖句は箴言17章17節です。「友はどのような時でも愛してくれる。/兄弟は苦難の時のために生まれる。」

イエス・キリストは我らの友

  • イエス様は私たちを愛しておられ、最高の状態である私たちを望んでおられます。私たちが最高であることをいつも望んでおられます。
  • イエス様はいつも私たちと交わりを持ち続けてくださいます。「私の家にいらっしゃい。礼拝にいらっしゃい」と幾度となく招いてくださいます。来て、一緒に食事をしよう。私…

4 days ago | nac news in Japan (English)

サクラメント(22):柔らかいか固いかは時刻の問題

イエス様にとっての最後の晩餐は、過越の食事だったのか。この疑問が引き金となって、教会における最大の分裂を招きました。そしてこんにちに至るまで、この疑問はサクラメントの執行方法に決定的影響を与えています。疑問の根底には、聖書が抱える矛盾にあるのです。

パリッとしているのか、ふんわりしているのか。パン種〔イースト菌〕が入っていないのか、それとも入っているのか。ともかく、聖餐の要素である「パン」はどう焼くべきなのか。これは、西方と東方のキリスト教徒が11世紀に陥った問題の一つでした。そしてこれが要因となって、カトリック教会と正教会という、教会大分裂まで起きてしまいました。カトリック教会も正教会も、聖書を味方につけていました。

福音書の中の矛盾

マルコ、マタイ、ルカの各福音書はすべて一致しています。「除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠(ほふ)る日、」イエス様は、この伝統的な祝祭の食事のために、弟子た…


4 days ago | nac news in Japan (English)

神について繰り返し唱える

典礼とは、神様を拝む時に指定されている、単なる式次第の一つではありません。神様が仰せになることを、信徒に伝える働きもあるのです。今年の夏に主使徒が、典礼が礼拝にとってどういうものなのかを解説しています。

 


4 days ago | nac news in Japan (English)

シュルテ教区使徒の書斎から

過去、現在、未来…

主使徒は最近の礼拝の中でこう言っています。「私たちは時々、現在と過去を比較して『昔の方がずっと良かった』と考えがちです。こう結論づけたところで、私たちにとって慰めにはならないでしょう。使徒パウロを手本にして、未来に光を当てて現在を見た方が良いです。」

使徒パウロはコリントの会衆に、旧約の栄光(当時は栄華を極めていました)を振り返るのではなく、今聖霊によって示されている栄光と共に人生を歩み、キリストと共にある栄光に目を向けるよう勇気づけました。

 

過去を捨て去ることは決してすべきではありません。過去において先見性のあった人々や彼らと共に働いた人々に、私たちは感謝します。現在あるものの多くは、彼らが造り上げたものです。現在解明されているものの多くは、過去の経験によって習得されたものです。先代による所産や知恵は、こんにちにおける私たちの営みにとっての「道具」なのです。過去という価値…


9 days ago | nac news in Japan (English)

礼拝指針ができるまで

礼拝指針の記事は、複数の使徒たちが書きます。しかしどの記事も、鵜の目鷹の目で校正されます。礼拝指針シリーズの第三弾として、私たちの聞く説教の土台が、どのようにしてできあがっていくかを紹介します。


11 days ago | nac news in Japan (English)

段階を経て、完全な自由へ

神様の願いは、信じる者たちすべてを牢獄から連れ出し、完全な自由へと導くことです。主使徒は、その自由に至るまでに大切ですばらしい段階がある、と述べています。何がすばらしいのか、ということも解説しております。

「また、光の中にある聖なる者たちの相続分にあずかる資格を、あなたがたに与えてくださった御父に、喜びをもって感謝するように。御父は、私たちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下へと移してくださいました」(コロ1:12-13)。これは、特にコンゴ民主共和国に向けてフランスのストラスブールから主使徒が中継礼拝を司式した際の基調聖句です。

いわば手付金のついた相続権

〔ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は、洗礼と御霊の証印に触れながら、次のように説教しました。〕

私たちは御国と永遠の祝福と神様との永遠の交わりとを相続する者となりました。私たちは神の子となったのです。神様は、聖霊という賜物をくださ…


12 days ago | nac news in Japan (English)

信仰のみ

ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は、モントルー(スイス)の教会の祭壇に立つと、自分のことを「ホームレス」だ、と言いました。ブラジル訪問がコロナの影響で中止となりました。主使徒は、アブラハムと彼が示した大変意味のある手本に関する説教を行いました。

パウロはガラテヤの信徒への手紙の中で、信仰の手本として、アブラハムを挙げました。当時、ガラテヤの教会では、救われるためにはユダヤの律法を守る必要がある、という考えが浸透していました。これにパウロは強く反対し、救いを保証するのはルール遵守でなく信仰であるということを明らかにしました。主使徒も、信仰こそ神様にお示しするただ一つ正しい姿勢である、ということを改めて証ししました。聖句はパウロがガラテヤの教会に宛てて書いた手紙から引用されました。「聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを見越して、『すべての異邦人があなたによって祝福される』という福音…


2 weeks ago | nac news in Japan (English)

牧会(7):一人の生徒、たくさんの先生

子供たちの世話をするのは誰でしょうか。宗教面での教育に責任を持つのは誰でしょうか。「たくさんおります」とジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は答えています。愛と、責任と、教会の枠組みについて検証します。

紀元前400年、ギリシアの哲学者プラトンはソクラテスを通して、同世代の人々に「エピメレイア・テース・プシュケー」すなわち「魂の世話」をするよう訴えました。プラトンは、この世の福利や名誉よりも大事なものを世話してほしいと願ったのです。身体と異なり、魂は不滅なのです。この関係で、ドイツ語で牧会を表すセーソールゲという語は、プラトンの時代からこんにちと同じように用いられています。

支援と教育

牧会とは、困難な状況において支えたり寄り添ったりすることだけではありません。教え、導き、手本になるのも牧会です。牧会の目的は、この世的あるいは霊的課題や状況に備えられるようにすることです。隣人への愛と思いやりによっ…


2 weeks ago | nac news in Japan (English)

静かに暮れ行く教会の一年

今年は11月に日曜日が5回あります。その最後の日曜日を以て、教会暦の一年が終わります。すなわち待降節が11月の最後に始まるということです。一年が経つのはなんと早いことでしょうか! 最後の事柄に専念することには、十分な根拠があります。これは神学の基本による考え方です。

最後の事柄に関する教えは、神学において終末論と呼ばれています。この研究分野が関わるのは、この世の人生の後における生命、すなわち復活、永遠の生命、キリストの再臨、平和王国、最後の審判、新天新地です。すべてこれからやって来ることを見据え、私たちキリスト者が準備しなければならないことを学びます。時の終わりと新しい時の夜明け、つまり神様が約束された救いの時に備えるのです。

準備が大切

11月の第二日曜日からの礼拝テーマで、キリストの再臨を優先的に扱います。私たちはこのキリストの再臨に備えなくてはいけません。そして、そのためにはキリストの愛に…


4 weeks ago | nac news in Japan (English)

感謝する――今こそまさにその時!

この大変な時にとても感謝なんてできない、と感じるかもしれません。しかしこれも危機との戦いである、と主使徒は述べています。まず、危機にどう対処すべきかについて解説し、そこから何が得られるのかについてテーマを二つに分け、それぞれ五つの所感を挙げています。

2020年10月4日、私たちは二つの安息日を迎えました。一つは収穫感謝祭で、もう一つは創世記2章3節の言葉をテーマとした安息日でした。「神は第七の日を祝福し、これを聖別された。その日、神はすべての創造の業を終えて休まれたからである。」

絶対忘れないための感謝

このような状況下で収穫感謝祭礼拝をすべての人が祝うのは生易しいことでない、ということはよく存じています。多くの人にとって、今が悲しかったり、つらかったり、生活に不自由を感じたり、将来に不安を抱えたりしている時期であることは確かです。しかし、この病気、このウイルスと戦いましょう。そのためには用心…


4 weeks ago | nac news in Japan (English)

サクラメント(21):イエスと弟子たちの食卓

友人同士でお別れの晩餐――これには非常に奥の深い意義がありました。二千年にわたって、キリスト教全教派が、この記念の食事を何度も行っています。これは、イエス・キリストによる最後の晩餐について新約聖書が伝えていることなのです。

ナザレのイエス様にとって、社交的な食事は、嫌いなことではありませんでした。嫌がられたり軽蔑されたりしていた罪人たちと一緒に食事されました。敵であったファリサイ派の人たちとも一緒に食事をされました。そしてその都度、あるしるしを送られました。権威を示すしるしであったり、和解を示すしるしだったりしましたが、何よりも、神様の御国の来臨を示すしるしを送られることも、よくありました。

イエス・キリストは、最後の晩餐として歴史の記憶に刻まれている食事会で、この種としては最大のしるしを送られました。この時にイエス様がなさったことと言われたことは、個人の体験として口承にて受け継がれ、最終的に…


4 weeks ago | nac news in Japan (English)

うれしいサプライズ

サールブールの会衆は、同郷のジャン=ルーク・シュナイダー主使徒が予告なしに礼拝堂に入ってきた時に、当然ながら大喜びでした。このような礼拝は心の中に深く刻まれます。コロナウイルスの流行に伴う移動制限は、時にはうれしい効果ももたらすのです。

新使徒教会の世界的指導者として、宣教旅行の計画はすでに進んでいました。パンデミックが起こり、その期間中、残念なことに、ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒による海外渡航が何度も中止になってしまいました。ヨーロッパ圏内での礼拝さえ実施が保証されないのですから、牧会のために大陸内を移動することは言わずもがなです。

このような時、教会を指導する主使徒の説教には、特別な意義があります。フランスのロレーヌ地方モーゼル県サールブールの教会で行われた説教のように。賓客が来たのは、サプライズでした――しかも自家用車で乗り付けてきたのです。「神様の関係によって、私たちの生活が決ま…


5 weeks ago | nac news in Japan (English)

神をめぐる罠(わな)

全知ではないが、自分の優位性を確信している。全能ではないが、全力で自分の正義を守ろうとする。こうして人間は自分から罠にはまろうとするのです。パウロはその罠から抜け出す方法を、会衆へ向けたある書簡の中で教えています。

祭壇からよく聞く有名な賛歌があります――賛美歌として歌う歌詞ではなく、読み上げる言葉です。使徒パウロがフィリピの信徒に宛てた手紙も、その言葉が読み上げられていました。こんにちフィリピの信徒への手紙2章6~11節として読まれている言葉は、当時すでに彼らの間でよく知られていました。これはキリストについての賛美を構成していました。初期の礼拝から引用されていた、新約聖書の中で最古の文書の一つです。

パウロは獄中からこの手紙を書いていました。おそらく、エフェソで行われていたパウロの宣教活動が、アルテミス崇拝者の土産物産業にとって邪魔だったのかもしれません。パウロが手紙を書いていた宛先は、特に…


5 weeks ago | nac news in Japan (English)

礼拝指針を作る人たち

実際に、誰が「礼拝指針」を作るのでしょうか。主使徒が重要な役割を果たすのはいうまでもありませんが、主使徒だけではありません。礼拝指針の作成に、誰がどういう形で関わっているのでしょうか。今回は、そのスタッフをご紹介します。

 


5 weeks ago | nac news in Japan (English)

サクラメント(20):たった一言に盛りだくさん

主の晩餐、聖餐式、聖体拝領、聖体機密など:これらは、聖餐を表す主な表現の一部です。しかしながら聖餐の意味として、これらの言葉は、聖書の中で全く見当たらず、別の言葉が使われています。今回は、聖餐を表す様々な表現とそれらの意味について考察します。

聖餐を表す表現として、よく見るのが「パンを裂く」(ギリシア語【クラシス・トウ・アルトウ】)という言葉です。もとは、ユダヤ人が食事を始める時の儀式を表す言葉でした。しかし、すでに新約の時代に、キリスト教徒の間で、イエス様が死の直前に制定されたサクラメントを指す言葉として使われるようになりました。何と言っても、イエス様がパンを切り分けられる様子は、エマオの弟子たちがそれを見てイエス様だと分かるくらい特徴的でした。「主の晩餐」(ギリシア語【クリアコン・デイプノン】)という表現は、パウロが書いたコリントの信徒への手紙一に1カ所だけあります。この同じ書簡に「主の…


5 weeks ago | nac news in Japan (English)

なぜ一緒なのか

キリスト者たちまたは神の子たちは、同じ趣味を持つファンクラブのようなものでしょうか。そんなものではなく、すべての人を一つに結び合わせる二つの奇跡である、と主使徒は言っています。

 


5 weeks ago | nac news in Japan (English)

がんばる人が報われる

「最初の愛」という言葉はよく知られています。では「最初の確信」とは、どういう意味でしょうか。確信、信頼、希望に関する礼拝と、この問いの答えは、すべてどこに帰着するのでしょうか。

「私たちは、初めの確信を終わりまでしっかりと保つなら、キリストにあずかる者となるのです。」このヘブライ人への手紙3章14節の言葉をどのように理解するかについて、ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は、2020年9月20日にフランクフルト(ドイツ)で行われた礼拝の中で「最初の確信を最後までしっかり保ち続けるならば、キリストにあずかることができる」ということを一つ一つ説明しました。

確信を構成するもの

「確信は三つの側面から構成されている」と主使徒は考えました。

  • 「第一に、この確信とは――私はそう定義しておきます――『イエス・キリストが神であり、その教えは真理である。そしてまたおいでになる』ということを絶対的なこととして確信する…

6 weeks ago | nac news in Japan (English)

感謝は感謝祭の日だけではなく

感謝祭は神による創造の業を記念する日である、と新使徒教会教理要綱に書かれています。教会暦の中で、一年に一度の日曜日がこの感謝の日に当てられています。しかし、他の日であってもキリスト者は神様に感謝を表したい、と主使徒は述べています。

ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒は、当初、2020年10月4日にパリで収穫感謝祭礼拝を司式する予定でしたが、残念ながらコロナウイルスのパンデミックによる移動制限のために、フランスのストラスブールの会衆を訪問しました。説教は、人が神様に感謝できる側面に焦点が当てられました。

喜んで供え物を献げる

献金は感謝の表現の一つです。私たちが手にしているものは、神様の恵みのおかげであることを知っていますから、私たちは神様に感謝します。これは感謝祭だけに限ったことではありません。なぜなら献金を献げることが、私たちが自由であることの証しだからです。私たちはお金の奴隷ではありません…


6 weeks ago | nac news in Japan (English)

祈りを学ぶ必要がある

元々、2020年9月20に、主使徒はアメリカ訪問を予定しましたが、パンデミックの関係で中止を余儀なくされました。主使徒は代わりにフランスのタンにある教会で礼拝を司式しました。26人という少人数の参加者は、主使徒の来訪に大喜びしました。ジャン=ルーク・シュナイダー主使徒はこのタンの教会まで徒歩で行きました。

正しい祈り方とは、どういうものでしょうか。神様との会話がもたらす効果とは、どういうものでしょうか。これらの問題に、主使徒は説教の中で解を示しました。説教のための基調聖句は、ローマの信徒への手紙8章26節が引用されました。「霊もまた同じように、弱い私たちを助けてくださいます。私たちはどう祈るべきかを知りませんが、霊自らが、言葉に表せない呻(うめ)きをもって執り成してくださるからです。」

祈ることは大切

一堂に会して祈りを献げることは、礼拝において非常に重要な部分です。二人または三人が私の名によっ…


7 weeks ago | nac news in Japan (English)

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